潜在看護師が復職するまでの成功例

潜在看護師が復職するまでの成功例

 

 看護師資格を持ちながら、「結婚・出産を機に退職せざるを得なかった」、「子育てが忙しい」などの理由で現在働いていない「潜在看護師」の数は国内に約55万人にものぼっています。そのうち約8割の方は職場への復帰を希望していますが、多くの方は休職している間の医療の進歩などが心配で二の足を踏んでいるのが現状です。

 これは、潜在看護師の方が、復職するまでの転職活動の例です。

 主婦 38歳 看護師さん 子供二人 小学3年生と小学1年生の案件です。この方は、結婚・出産でそれまでのお勤めの病院を退職して、約10年専業主婦をしていました。下のお子さんが小学校に入学するのを機に、看護師として再就職を希望されました。まずは、午前中のみの短時間のパートで、少しずつ仕事で勤務をしていきたいようです。家族の皆さんからも復職に関して 理解と協力をいただける、10年ぶりの職場復帰に向けて就職活動のスタートしました。

 まず、地域に密着した看護師紹介所ナースパワー人材センター北九州に登録しました。担当のコーディネーターは、男性で、非常に感じがよく、これまでの経験や復職に対する不安等をじっくり聞いてくれました。ブランクがある上に、希望の条件が多いので、該当の求人がなかなかないのではと思いましたが、求人を調べていただけるとのことでした。

 数日後、2つの求人を提案されました。一つは、自宅から15分の内科のクリニック、もう一つは自宅から30分の健診の診療所です。どちらも希望通りの午前中のみのパート求人でした。

 どちらも希望には合いそうなので迷っていると、どちらも面接を受けてみることを勧められました。

 2件の面接が終わりうれしいことにどちらからも採用のお話を頂きました。

 ただし、それぞれ ネックになることが、健診は車で30分 7時30分には出勤しないといけないという点、内科のクリニックは 週1回 午後に勉強会あるという点、ご主人からは今回無理して仕事をしなくてもいいのではという話もあり、私自身も復職に対して迷いがでてきました。ナースパワーに相談しました。これまでの経緯を説明し、また来年、子供が2年生に上がってから再度仕事をしようという点をつたえました。

 ナースパーパワーの担当者は 理解を示してくれてました。ただに迷っているのであれば、チャレンジしてみては?という提案をいただきました?なぜなら 仕事を始めるときはいつでも不安や弊害になることはつきものです。万全に準備がととのってからでは、いつになるかわからないチャレンジもせずにただ先延ばしにするのは、何も得るものがないのでは?結果3カ月で退職したとしても、得ることもありますよ。

 もう一度、考え最終的に 健診の方でお仕事をさせていただくことにしました。

 仕事を始めて1年がたちました。朝はばたばたですが、子供たちも理解をし、主人もサポートをしてくれるので、いまもお仕事をがんばっています。不安だった採血も克服しています。社会に復帰することで自信がついた気がします。まだいつか数年後は 小学生の高学年になれば正職員としてのチャレンジしたいと思います。本当にやってみないとわからないことが、サポートしてくれる家族に感謝しています。

 このように10年ブランクがある方でも、スムーズに採用されるケースも多いのが実情です。ただし、これまでのライフスタイルを変えることがご本人にとってもご家族にとっても不安が生じてきます。ただし、不安がすべて問題点になるとは限りません。実際やってみるとなんとかなることの方が多いようです。まず、看護師さん本人が、看護師として働きたいという思いを大切にして、最初の一歩を踏み出せるかどうが、ポイントになってくるようです。